自律神経ケアや食事改善を始めた後に、犬の歯が抜けたり症状が一時的に悪化したりすることがあります。その背景にある免疫反応や「好転反応」について解説します。
犬の歯が抜ける現象と好転反応
食事や自律神経ケアにより、
自律神経のバランスを整えたり強くしたりする、
「自律神経療法」を行っていると、
開始してすぐ、1〜2週間ぐらいで、
歯が抜ける子(犬)がいます。
高齢の犬で、
ある程度、歯周病がある子です。
この現象は、自然療法界隈で
よく耳にする「好転反応」と
関連があると考えています。
以前、私は、「好転反応」という
言葉に対して、ちょっと懐疑的な、
(そんな非科学的なこと、ちょっと信じられない!)
と、思っていました。
(好転反応なんて、都合のいい言葉だな・・・)
と、ちょっと批判的な意見でした^^;
ですが実際に、自律神経を強くしていく、
また整えていく過程で、先ほどの例のように
歯が抜けたり、炎症反応が強くなる事例があります。
身体が治そうとするときに起こること
これは、自律神経の活性が強まり、
免疫細胞が増えて
免疫力が上がった結果、
本来、治すべき場所に、
しっかりと治すための
炎症と排出・異物除去の反応が
強まるためだと考えています。
本来は、菌だらけで、
除去が必要な歯が、
免疫細胞が少なく
炎症反応がきちんと起こらないために、
いつまでも留まり続けている。
そのような歯が、
自律神経治療によって、
免疫反応が強まったことで、
生体機能が発動し、
除去される(=抜ける)
というわけです。
歯のこと以外にも時々、
自律神経ケアの開始直後に、
症状が出たり悪化したりするのは、
同様に、
免疫力が強くなることで、
必要な炎症反応が
しっかりと起こってくるため
だと考えられます。
これこそが、「好転反応」の
正体なのではないかと思っています。
炎症反応と歯の変化への向き合い方
この場合、どうするか・・・
生活に支障がなければ、
そのまま様子を見て、
治るのを待ってもいいですが、
もし、その炎症反応が強すぎて、
生活の質を落とすようなら、
炎症のコントロールが
必要な場合もあります。
ちなみに、歯が抜ける場合は、
むしろスッキリして
食事が食べやすくなったり、
痛みがなくなったりするので、
保護者さんはそのまま、
「抜けてよかったよかった!」
となります^^
時々、犬や猫の保護者さんで、
「歯が抜けたらごはんが
食べられなくなるのではないか・・・」
と心配される方も
いらっしゃいますが、大丈夫です。
犬と猫の歯は、
口に入らない大きさのものを、
引きちぎって口に入る大きさに
するためにのみ、あるもので、
咀嚼はしません。
もちろん、歯周病は良くないですが、
歯がなくなること自体は、
家庭で、始めから
口に入る大きさのものを与えられている
現代の犬猫にとっては、あまり支障はありません。
あとは、縄張り争いや
天敵への抵抗など、
生きるための戦いに
犬歯を使うことが
あるかもしれませんが、
それも、現代の犬、家庭の猫
にとっては必要ないですね。
愛犬と愛猫の身体の変化を理解するために
こうした自律神経ケアの
過程で起こる変化は、
一見すると驚くように
感じるかもしれません。
ですが、身体が本来の働きを
取り戻していく過程の中で
起きている反応として
捉えることで、
見え方は大きく変わります。
もし、こうした身体の
仕組みや変化について、
もう少し体系的に
理解しておきたい方は、
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