愛犬・愛猫のために、よいとされるケアをいくつも試しているのに、なかなか変化を感じられない。そんなとき、見直すべきは「方法」だけではありません。「診断」と「治療」の関係を一つの例として、家庭ケアが遠回りになる理由をお伝えします。
いろいろ試して、かえって混乱していませんか?
愛犬愛猫のケアについて、
・いろいろ試してきたけれど、
スッキリしない
・情報が増えるほど、
余計に分からなくなる
・「これで合っているのかな?」
という不安が消えない
そんな、混沌とした状態そのものが
大きなストレスになっていることがあります。
では、
「この状態をどう整理していけばいいのか」
ということについて、少しお話しします。
「整理する」ということは、
新しい方法を手当たり次第に試す前に、
▪️ 今、何が起きているのか
▪️ どこが乱れているのか
▪️ どこから整えていくといいのか
という今の状態の「全体像」を、
まずは落ち着いて見ることが、
一番の近道になることが多いのです。
「見立て」がずれると、家庭ケアも遠回りになる
私はこれまで、
獣医師としての臨床経験に加え、
・自律神経の状態を見る
・感情の動きを丁寧に扱う
・体・心・行動を切り離さずに見る
という視点で、
多くの愛犬愛猫と飼い主さんに
関わってきました。
その中で強く感じているのは、
「方法」よりも先に、
「見立て」と「整理」
が必要なケースがとても多い
ということです。
これは、獣医学における
「診断」と「治療」の関係に例えると、
分かりやすいかもしれません。
難しいのは ”診断” です。
”診断” さえ間違わなければ、
正しい治療を行うことができます。
ですが、診断を間違ってしまうと、
正しい治療を行うことができず、
治らない→他の方法を試す→
治らない→診断のし直し・・・
という具合に、遠回りになります。
家庭での、愛犬愛猫に対するケアも同じで、
獣医学の
「診断」にあたる
「見立て」や「整理」の仕方が間違ってしまうと、
「治療」にあたる
「ケアの具体策」の精度がずれてしまい、
よくなっている感じがしない
→他の方法を試す→まだ良くならない
→どんどん手当たり次第に試して
正解を探す・・・
というふうに、
遠回りをしてしまいます。
その子に合ったケアを選ぶために
いろいろな方法を試しても
変化を感じられないとき、
さらに新しい方法を探すことが、
必ずしも解決につながるとは限りません。
『今、何が起きているのか』
『どこが乱れていて、
どこから整えていくとよいのか』
愛犬愛猫の体・心・行動を切り離さず、
今の状態の全体像を整理したうえで、
必要なケアを選ぶことが大切です。
新しい方法を増やす前に、
一度立ち止まって
「見立て」と「整理」を行うこと。
それが、遠回りを減らし、
その子に合ったケアを
見つけるための第一歩になります。
家庭ケアを何から見直せばよいか迷っている方へ
愛犬愛猫のために
何かしてあげたいと思っていても、
情報や選択肢が多いほど、
最初の一歩が分からなくなることがあります。
そんな方に向けて、
愛犬愛猫の心と体を
家庭から支えるために
知っておきたいことを、
無料小冊子にまとめています。
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これからのケアを考えるきっかけとして、ぜひお役立てください。




