犬の皮膚を丈夫にするために

皮膚の痒みや脱毛・赤みなど

皮膚って、何からできていると
思いますか?

一番多いのは、「水」
そして、「タンパク質」と
「脂質」「ミネラル」で
できています。

皮膚は何からできている?

水分60%、タンパク質30%、脂質15%
ということで、「水分」が一番多くて、
水分を除くと、ほとんどが
「タンパク質」です^^

体の中で最も大きな「器官」ですが、
皮膚も一つの「内臓」という見方もあります。

それくらい、だいじなもの、と
いうことです。

犬は体が小さいので、
皮膚は、体の中で、人間よりももっと
大きな割合を占めています。

にも関わらず、皮膚には
栄養が行き届きにくいという話もあって、
ちゃんと、必要な栄養をごはんで
摂らせてあげないと、
皮膚はすぐに弱くなってしまいます。

低タンパク・低脂肪の食事では、皮膚が弱くなる?!

犬のごはんを取り巻く状況は、
とにかく低タンパク、低脂質に偏り、
水分を除けば、皮膚の75%は
タンパク質なのに、
なかなか必要なタンパク質が
足りないごはんを、ずーっと
食べていれば、弱くなるのは当然です。

ドッグフードには、
炭水化物が多く含まれていますが、
皮膚の材料に、炭水化物は
ありません。

人間は、それでもいいんです。
炭水化物からタンパク質が作れるから。

だけど、犬は、人間みたいに、
炭水化物からタンパク質を作るしくみが、
体のメイン機能として、あるわけでは
ありません。

皮膚にいい食事とは?

タンパク質をことさらに
恐れる必要はなくて、
ほとんどの子は、タンパク質不足だと
思ってもらっていいです。

ドッグフードのタンパク質と、
手作り食のタンパク質は
別物ですから、しっかりと
タンパク質を、摂っていきましょう。

タンパク質だけでなく、
ビタミンやミネラルバランス、さらに、
皮膚の主な材料の一つになっている
脂質についても、考えていけると、
いいですね。

ここまで、
皮膚の成分から、
皮膚をちゃんと作れる食事、
皮膚を強くする食事について、
お伝えしました。

タンパク質と脂質が大事なことは
わかったけど、どれくらい入れれば
いいのか?他の病気もあるけど、
大丈夫?

という疑問も、出てくるかも
しれません。

個々のわんちゃんへの
対応については、
リアルドッグ栄養セラピーの
講座で、オーダーメイドに
お伝えしていますので、
ご相談ください。

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