そもそもドッグフードは、
どれも高脂肪食ではありません。
ドッグフードよりずっと高脂肪の
手作り食で、膵炎の治療と
再発予防に成功しています。
膵炎の原因は高脂肪食ではありません。
膵炎の原因は、高脂肪食ではないと
思っています。
なぜなら、そもそも
犬に本当に必要な食事中の
脂質カロリー割合は
44%ですが、
ドッグフードの平均的な
脂質割合は20%ほどですから、
ドッグフードはどれも
「低脂肪」です。
ドッグフード自体は低脂肪なのに、
ドッグフードを食べている子が
膵炎に苦しんでいます。
お薬と、それまでよりさらに
低脂肪の療法食のドッグフードで
治療をして、一時的によくなっても、
また膵炎が再発することも、
少なくありません。
本当の原因にアプローチできて
いないからです。
膵炎の本当の原因とは・・・
膵炎の本当の原因は、
1,ドッグフードの炭水化物の多さ
2,ドッグフードの脂質の粗悪さ
3,栄養的な問題により、
ストレスを感じやすい状態に
なっていること
4,それにより、免疫バランスが崩れ、
炎症が起きやすい体になっている
5,ドッグフードの常食により、
血流が悪いこと
これらのことが重なり、
膵炎が引き起こされていると
考えています。
実際に、膵炎になったわんちゃんが
食べていた食事の脂質カロリー割合は、
くんちゃん:脂質14%
ランちゃん:脂質35%
ベルちゃん:脂質21%
リアルドッグ栄養セラピーで
慢性膵炎から復活して、
完食・嘔吐なし!のココちゃんの
食事は、脂質44%です。
膵炎にならないために
つまり、ドッグフードにより、
複数の原因で膵炎が引き起こされて
います。
膵炎の原因は、そんなに単純な
ものではないし、ドッグフードを
食べている限り、それが
療法食だとしても、
何度も再発し、そのたびに
悪化していくこともあります。
「栄養バランスのとれた手作り食」
を、専門家のサポートのもとで、
自信をもって作ることで、
繰り返す膵炎の根本的な
治療を行うことができる
と、私は考えています。
まとめ
膵炎の原因は「高脂肪食」だと
一般的に思われていますが、
実際にはそうではありません。
ドッグフードによる引き起こされる
複数の影響が合わさって、
膵炎の原因になっています。
愛犬に合った栄養バランスの
手作り食を専門家のもとで学べば、
膵炎になることも、再発することも、
防ぐことができます。