「グレインフリー」のフードの真実

ドライフード

「グレインフリー」のフードは、
タンパク質が多いからいいフード!
と、思っていませんか?

グレインフリーのフードと、
グレインフリーじゃないフードの、
本当の違いとは・・・?

玄米が入っているのは、犬が雑食動物だからではありません。

「国産・無添加」の
ドライフードは、

ドライフードとしては
すばらしいし、
いくら原材料に
「玄米」とか、そういう
穀類が入っていても、

そんなに言い訳をする必要は
ないと思っています。

どういう意味かというと、
ある「国産・無添加」の
ドライフード
紹介ページに、

『「玄米」が入っているのは、
イヌは雑食動物に進化したから、
穀類が必要だからです。』

と書いてあったのですが、
イヌは雑食動物に進化は
していません。

ただ、
ドライフードには、
必ず結着の役割をする
炭水化物が必要なんです。

グレインフリーでも、栄養バランスは同じ

クッキーを作ることを、
想像してみてください。

(作ったことがなくても、
「想像」は自由ですよ!!)

クッキーを作る時って、
必ず小麦粉を使いますよね。
小麦フリーのクッキーを
作る時だって、米粉とか、
コーンスターチとか、
そういうものを使います。

ドライフードも同じで、
カリカリした感じの焼物
を作る時は、必ず、
そういうものが必要です。

だから、
いくらグレインフリーの
ドライフードだって、
何かそういうものが
入っているはずです。

何が入っていると思いますか?

ヒントは、グレインフリーの
ドライフードでも、
三大栄養素の割合は、
それほど変わらない、と
いうことです。

つまり、グレインフリーでも、
タンパク質や脂質が少なく、
炭水化物が多い、という、
ドライフードの特徴は、
同じなんです。

グレインフリーの
ドライフードだって、
何かそういうもの
(結着の役割をする炭水化物源)
が、入っているはずです。

「国産・無添加」のフードの宣伝ポイント

だから、
国産材料の玄米を使っていて、
それがドライフードとして
グレインフリーじゃないから
ダメ、というような、
単純な話ではないし、

むしろ、厳選した玄米
使っているなら、
原料の品質のよさを、
前面に出していいと思います。

犬が雑食動物だから
穀類は必要、なんていう
ことを言わなくても、
グレインフリーのフードだって、
豆類は入っているんだから、

品質に問題がある大豆などを
使うより、ずっといいんだよ、
と言えばいいんです。

つまり、
ドライフードは、
必ず炭水化物源が入っていることで、
それ自体が、消化・吸収が
しずらいので、

わんちゃんにとっては、
捨てる部分が多くなってしまい、
排便が多くなってしまうんです。

つまりそういうことなんです。

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