REAL DOG レシピライブラリー11月号「冬に備える!温活薬膳レシピ」〜愛犬に手作り食を作って体の芯から温め、冷えによる痛み・下痢を防ぐ〜

ふるえ

寒さが深まる季節。愛犬が冷えや痛みでふるえたり、お腹をこわしたりする前に、あなたの手で、体も心もぽかぽかにしてあげませんか?

手作りの温活薬膳ごはんで、この冬も笑顔で寄り添える日々を過ごしましょう!

寒さが忍び寄る季節、愛犬の体調が変わるとき

秋が深まり、朝晩の冷え込みがぐっと強くなる11月。

犬たちの体も、この時期から冬仕様へと切り替わります。持病の悪化や、季節的な体調不良が見られる子もいるでしょう。

寒さが続くと筋肉がこわばり、内臓の血流が滞りやすくなります。この血流不足が、冬に起こりやすい体調不良の根本原因。

体が冷えることで、消化吸収の力(脾胃の働き)が弱まり、下痢や軟便が続く子も少なくありません。

また、血流が悪くなると関節炎やヘルニアなどの痛みが悪化し、動きが鈍くなることもあります。

冷えがもたらす4つのサイン

犬の体は小さく、毛に覆われていても熱を失いやすい構造をしています。 そのため、寒さによる影響は人よりも早く、深く現れます。

ふるえ

寒さや緊張による一時的な反応だけでなく、慢性的な冷えや筋肉のこわばりによっても起こります。 特にシニア犬や痩せ型の子では、筋肉量が減り、熱をつくる力そのものが低下しています。

胃腸症状(下痢・軟便・食欲低下)

体が冷えると、胃腸の働きが弱まり、消化力が落ちます。 消化しにくい加工食品(ドライフード)を与えることで、さらに冷えが進み、下痢や嘔吐が起こったり、悪化するということも出てきます。

関節や筋肉の痛み

冷えは血流不足によって痛みを引き起こす代表的な要因です。寒さによって筋肉や関節が収縮し、血液循環が悪化、「朝起きたときに動きづらい」「散歩の出だしが遅い」などのサインは、冷えと血流不足の典型例です。

血流不足による臓器の弱り

体が冷えると、心臓・腎臓・肝臓といった主要臓器への血流も滞ります。 その結果、代謝や免疫が低下し、慢性的な疲れ・皮膚トラブル・むくみなどを招きます。

冷えは、体全体の機能を“ゆっくりと”落としていく見えない敵。その積み重ねが、冬の不調の引き金になります。

あたたかい手作りごはんで「陽気」を育てる

体を温めて血流をサポートし、寒さや冷えによる症状から愛犬を守るには、外から温めるだけでなく、体の内側から食事で陽気(あたためる力)を補うことが大切です。

11月号の「温活薬膳レシピ」では、体を温めながら消化を助ける食材を使って、寒さや老化による冷えや疲れに対応します。このレシピは、冷えによる痛みや胃腸トラブルを根本から整えるサポートをします。

また、冬の食事で忘れてはならないのが「水分」です。 寒さにより空気の乾燥が進むことに加えて、愛犬自身も寒さにより水を飲まなくなって体の水分が不足しがちになると、血液が濃くなり、血流が悪化しやすくなります。

温かい手作り食で水分をたっぷり補うことが、 冷えと乾燥、どちらの対策にもつながります。

そして、もう一つの温もりは、あなたの手のぬくもり。 調理の過程で香りを立て、声をかけながら与える、保護者さんの温かい心が、愛犬の心と体の両方を安心させ、体温が自然に上がっていきます。

「冷えを防ぐこと」は、「愛情を伝えること」。 今年の冬は、レシピライブラリーの「温活薬膳ごはん」で、あなたの手からぬくもりを届けてあげてください。

REAL DOG レシピライブラリー
(愛犬の手作り食レシピ月額配信サービス)
11月号の配信レシピは、
「冬に備える!温活薬膳レシピ」
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