犬の手作り食の「カルシウムパラドックス」

手作り食

犬の手作り食のミネラルのアンバランス
によって起こる「カルシウムパラドックス」を、
私は犬の体の立場から見て、「カルシウムパニック」
とも呼んでいます。

手作り食のカルシウム不足が起こす体の栄養バランスの「矛盾」

保護者さんが作られている手作り食に
不足の多いミネラルの1つが、

「カルシウム」です。

カルシウムは、不足しても、
過剰になっても健康被害が起こります。

生物は、血液の中のカルシウムが
減ると、正常な細胞活動ができず、
死に至ります。

食事中にカルシウムが不足していて、
体にカルシウムを吸収できず、
血液の中にカルシウムが
入ってこない状態を
そのままにしておけば、命に関わります。

なので、体は、命を守るために、
骨からカルシウムを溶け出させて、
血液の中のカルシウムを増やそうと
します。

それが長い間続くと、
カルシウムを溶け出させ過ぎてしまって、
逆に、血液の中のカルシウムが、
多くなりすぎてしまう現象が
起こることがあります。

それが、
「カルシウムパラドックス」
です。

カルシウムパラドックスで起こる体の異常

「パラドックス」は、
「逆説」とか「矛盾」という意味です。

このような状態になると、

シュウ酸カルシウム尿石症
腎結石
胆石
臓器や関節へのカルシウム沈着

などが起こります。

これを治していくには、
食事にきちんと計算されたカルシウムを
入れ続けて、体に、
「カルシウムは食事から摂れるよ、
骨を溶かさなくても大丈夫だよ」
と、伝え続けてあげる必要があります。

体は、いわばパニックになっています。

「カルシウムが入ってこない!!」
というパニックに陥り、
カルシウムを溶かし続けます。

血液中のカルシウムが増え続けます。

そこに、少しずつ、
カルシウムを入れてあげて、
体のパニックを治めてあげるのです。

今回、
カルシウムパラドックスから
抜け出した講座生さんの愛犬がいます。

リアルドッグ栄養セラピーの
受講開始から、綿密に連絡を
取って相談しながら、
5か月間カルシウム値が
上がり続けても、Mさんは私を信じて
食事にしっかりカルシウムを
入れ続けてくれました。

半年たって、上がり続けていた
カルシウム値が急に下がり、
正常化してくれました。

体がカルシウムパニックから、
解放されたんです。

カルシウム値が上がり続けても諦めなかった結果

わんちゃんは、
10歳のポメラニアンの
ぽっけくんです^^
リアルドッグ栄養セラピーの
基本受講期間の6ヶ月が経過した時に、
保護者さんより受講の感想をいただきました。

腎臓病用療法食+トッピングに自信が持てなかった・・・

1)受講前の健康についての悩みは?

初期の慢性腎臓病、胆石、
膝蓋骨脱臼グレード1〜2、
股関節炎の疑い、肝臓や膵臓や
カルシウムの値が高くなっている等々、

あらゆる所が悪くなっていて、
どうにか回復できる術は
ないだろうか・・・と、
常に血眼であれこれ調べていました。

そして腎臓の療法食に
手作りトッピングをしていましたが、
確信が持てず、
「これでいいのだろうか」と
常に不安を抱えていました。

専門家に正しい知識を教えてほしい!

2)リアルドッグ栄養セラピーを
受講した理由は?

ともちん先生は、動物医療の
専門家でいらっしゃる上に、
栄養学や自律神経など
あらゆることに精通して
おられることを知り、正しい知識を
授けていただけると感じました。

また、マンツーマンで、
我が子の体に合わせてサポート
していただけることにも惹かれました。

そして、持病が改善した
ワンちゃん達のお話は
とても感動的で、それも受講したい
と強く感じた理由でした。

決定的だったのは、
zoomの個別相談会です^^

ともちん先生のお人柄にも
とても惹かれ、明確で的確なご回答を
いただき「全力でサポートします」
と言っていただいた時、
心に抱えていた不安や苦しみが
スーッと消えました。

「この先生なら絶対信じて
ついていける!間違いない!」って
ビビビッと直感の稲妻が走ったのを
覚えています^^

なんでも聞ける!甘えられる^^

3)木原獣医師の印象は?

とても気さくで、
リラックスしてお話しができ、
楽しいと感じさせてくださる先生です。

そして、いつもあたたかく
優しいオーラで包み込んで
くださいます。

ついつい甘えたくなる、
大きな器をお持ちの先生です^^

これまで、
どれだけたくさん甘えてきたことか笑笑

ともちん先生が大好きです!

おうちで対応できる!腎臓が奇跡の回復!

4)リアルドック栄養セラピーとの
関りで良かったことは?

愛犬にピッタリ合った食事を
学ばせていただき、愛犬の腎臓が
奇跡の回復を遂げたことです。

また、食事以外にも、
自律神経やアロマ等々・・・

我が子の心身にとって
大きな助けになるたくさんの知識を
授けていただいて

「不調の時にすぐに受診」
ではなく、まず
「おうちで第一段階の対応が
できるようになった」ことも
すごくよかったです。

カルシウムパラドックスを克服!かかりつけの獣医さんも驚愕^^

5) 受講したことで
解決された事や成果はありますか?

受講する前は、
腎臓の検査のSDMAがどんどん
上昇して20まで上がっていましたが、
リアルドッグ栄養セラピーに
取り組み始めて、基準値の13まで
下がりました。

かかりつけ医さんも
驚愕していました!

現在SDMAは15ですが、
クレアチニンは1.3と基準値内。

尿検査も異常なし。
受講前からあった腎結石も
増える事なく微量のまま。
結晶もなし。と好調を維持しています。

腎臓療法食+手作りトッピングを
食べていた頃は、
あらゆる食べ物に注意を払って
制限していても、
数値が徐々に悪くなって
いたのに・・・

今は茹でこぼしもせずに
普通に何でも食べられて・・・
でも、腎臓の数値が
悪化しないなんて!
本当にありがたく幸せです。

それから、カルシウム値
年々徐々に高くなり、危険な数値の
「15」まで上昇していましたが、
ともちん先生のご指導の元、
規定量のカルシウム補給を継続し、
基準値11.6に下がりました!

肝臓や膵臓の値は
少し高めではありますが、
症状として現れることが全くなく、
穏やかに過ごしています^^

食事作りが楽しみに!

6)健康面での不安や悩み
どのように変化しましたか?

「あれだけ悩んでいたことや不安は、
一体どこへ消えたの??」
というくらい、
我が子の持病に対して落ち着いて
前向きに構えられるように
なりました。

血眼で
ネットサーフィンすることもなくなり、
毎日の我が子の食事作りが
一番の楽しみになっています。

肝臓など、
気をつけていかねばならない部分も
ありますが、日々穏やかに過ごし、
持病を全く感じさせない姿を見て
「リアルドッグ栄養セラピー」と
「ともちん先生」が
居てくださるから大丈夫!
という安心感でいっぱいです^^

情報の多さに大混乱→迷わず簡単に作れるように!

7)食事で健康を管理する考え方
ついてはどう変わりましたか?

受講前から
「食事は一番大切なもの」だと
感じていました。

ただ、それをどのように
していけば良いのかが・・・
世の中の情報の多さで
大混乱していました。

今思うと、
とても危険な手作りトッピングを
していました。。

リアルドッグ栄養セラピーを
学ばせていただいたおかげで、
我が子の体に最適な
「正しい手作り食」を
迷わずに簡単に作ることができる」
ようになり、とてもよかったです^^

ネット情報を過信しない!

8)リアルドック栄養セラピーを
受講して変わった価値観は?

脂質や塩分に対して
「悪」だとばかり思っていましたが、
真実の情報を教えていただき、
考えを正しい方向に
変えられることができました。

炭水化物の考え方についても
然りです。

世の中に出回っている情報を
当たり前と信じていたことが
恐ろしいです。

ネットの無料情報を
過信してはいけないなぁと、
受講してしみじみ感じました。

もう戻ってこないと思っていた幸せが戻ってきた^^

9)どんな方におすすめですか?

世の中の全ての飼い主さんに
オススメしたいです!

病気にかかっていない
健康な頃から取り組んだら、
病気知らずの強い体で、
幸せに過ごせることと思います^^

そして・・・我が子が
病気になってしまい、
慌てて泣きながらネット上を
彷徨っている方を
たくさんお見かけします。

どうかそんな方々にも、
リアルドッグ栄養セラピーに
巡りあってほしいと切に
願っています。

リアルドッグ栄養セラピーの
おかげで、我が子が体験した
「腎臓病からの回復」という奇跡!

私は「もう手元に戻ってこない
と思っていた幸せ」を

リアルドッグ栄養セラピーのおかげで、
もう一度掴み取ることが
できました!!

長寿ギネス更新が目標!

10)健康管理の長期的ビジョンや
目標
がありましたら教えてください。

毎日、基本に忠実に
トリプルメニューの配合を実行して、
リアルドッグ栄養セラピーの
キャッチコピーである
「栄養バランスのとれた
手作り栄養ごはんで、愛犬の
ハタチを叶える」を目指します^^

そして、そこをクリアできたら・・・
ワンコご長寿ギネスを更新できる
32歳を目指すことが最終目標です(*^m^*) 

愛犬の体と会話して、何が一番大切なのかを知ろう!

ぽっけちゃんのお母さん、
ありがとうございました!

カルシウム値
年々徐々に高くなり、危険な数値の
「15」まで上昇していましたが、
ともちん先生のご指導の元、
規定量のカルシウム補給を継続し、
基準値11.6に下がりました!』

これは、
胆石や関節炎、腎臓病という病気と、
栄養セラピー参加時の食事分析から、
「カルシウムパラドックス」
が起こっている可能性があると、
判断したことと関連します。

カルシウム値が上がり続けても、
カルシウムを体に入れ続けることで、
体に、ちゃんと、伝えていくこと。

「これからは
カルシウムを入れるから、
もう大丈夫だよ・・・」と。

体と会話することで、
最終的に正常化していった貴重な
事例です。

犬と猫の手作り食への
カルシウムの補給について、
具体的な方法が知りたい方は、
こちらもご覧ください▼
https://realdog-men-eki.com/calcium-panic/

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