リアルドッグ栄養セラピーが
どのようにして生まれたか、
それは、少女時代から
命と向き合ってきた私が、
命に対して自分に何ができるのか、
追及し続けた結果でした。
命の「カン」の磨き方
私は鳥取県の自然の中で
育ちました。
実家には、犬、猫、うさぎ、
モルモット、イモリ、インコ、
あひるなどがペットとして
飼われていて、
畜産農家だった父の仕事場には、
豚、羊、地鶏などがいました。
馬好きの母は、
引退した馬を引き取って、
世話をしていました。
周りにはたぬき、きつね、
野ウサギが
姿を見せました。
小学校から帰ると、
裏の小川でタニシ取り、
前の田んぼでオタマジャクシ取りが
遊びでしたし、
家の網戸には、クワガタや
コガネムシやカブトムシや、
いろんな虫が夜になると
やってきました。
夏には裏の小川で蛍が飛びました。
少し歩いたところにある川には、
湧き水があふれ、
クレソンが自生していました。
そんな環境の中で育ちながら、
かわいがった動物たちの
「生と死」を、間近に見て、
感じてきました。
毎日お世話をしていた
うさぎの「ミミちゃん」の突然の死。
きつねに襲われた
あひるの「ガーくん」の死。
未熟児で生まれ、
ミルクを飲ませて育てた、
子豚の死。
父の仕事をいつも手伝っていた
シェパードの「さち」の死。
他にも、
動物が、いた数だけ、
その死を受け入れてきました。
それは、自然界の掟でも
ありました。
でも子供の私には、
この子たちがなぜ死ぬのか
わからなくて、
「もうすぐお空に旅立つんだな」
ということは理解して、
ずっと見守っていました。
見守ることしか、
できませんでした。
旅立つ時を待ちながら、
私はいつも、祈っていました。
「神様、この子を
助けてあげてください。
苦しそうなのを、
治してあげてください。」
願いはいつも届きませんでした。
神様って、いないんだな~
と思いました。
そして、
なぜ、この子たちは死んでしまうのか、
それが、大きな大きな疑問でした。
理由が知りたかったんです。
「そうすれば、納得できるし、
もしかしたら、その理由がわかれば、
私にもできることが、
わかるかもしれない。
してあげられることが、
あるかもしれない。」
そう、強く思いました。
私は、その理由を知りたいがために、
獣医師を目指しました。
純粋に、体のこと、病気のこと、
命のことを、知りたかったんです。
私は獣医師になりました。
あの子たちがなぜ
亡くなったのか、その原因が
わかりました。
今の私だったら、
何をしてあげればいいのかも
わかりました。
だから、今度は、
これから出会う動物たちに、
それをしてあげる。
そういう生き方を
選びました。
病気は直して当たり前
その動物病院は、
獣医師が10名、
動物看護師20名が所属する、
大きな動物病院でした。
新人獣医師の仕事は、
院長先生の診察の手伝い、
先輩獣医師の手術補助、
また、
先輩獣医師の指示により、
入院動物の治療を
行うことでした。
診察は毎日100~200件、
手術は1~4件、
入院動物は10~20頭、
その他にペットホテルの子10~30頭と
トリミングの子も
来ました。
当然休む間もなく、忙しい期間は
昼食も食べられるか食べられないか、
手術補助をして、手術が終わると
先輩獣医師が昼食を取っている間に、
前の手術の片づけをして、
次の手術の準備、
そしてすぐ次の手術の補助に
入ります。
終わるとまたすぐ午後の診察です。
そんな中、院長先生が
一番初めにおっしゃったのが、
タイトルの言葉です。
「病気は治して当たり前。
それがわれわれの仕事だから。」
この言葉には、
相当な覚悟が含まれていると
思ったし、自分自身も、
この言葉を胸に刻んで
仕事をしてきました。
少し話がそれますが、
実は私、こう見えて体育会系で、
小学校・中学校・高校と
剣道部で心と体を鍛え、
インターハイにも2回行きました。
高3の時にちょうど鳥取インターハイ
だったので、なんと選手宣誓まで、
させていただきました。
(そこからの人生いろいろありすぎて、
つい最近までそのことを忘れていました。)
そんな上下関係にも慣れていたので、
先輩獣医師の言うことは
絶対だったし、言われたことは
何でもやりました。
どんなに歯をむき出して
今にも咬みつきそうな状態の犬でも、
抱えて診察台にのせて、と言われれば、
覚悟を決めてやりました。
先ほどの院長の言葉、
「病気を治して当たり前」
に対しても、
治せなければ存在価値がない、
と思って、自分自身に絶対条件として
課してきました。
そして教わったとおりに、
20頭の入院動物に注射を打ちまくり、
点滴の針を刺しまくり、
ガウガウと咬みついてくる犬も、
ブルブル震えて悲鳴を上げる犬も、
全部抱えて押さえて診察台に
乗せました。
そんな現代医学バリバリの病院で、
それでもなかなか治らない子も
いました。
入院が長引き、ぐったりしている子に、
ある先輩獣医師が、夜遅く、
こっそり、気功のように
手をかざしている場面に、
私は遭遇したことがありました。
何をしているんだろう、
まさか、この先輩が?!
と驚きつつ、先輩獣医師は、
心から治ってほしい、
でも治療がなかなかうまくいかない
その状況を、なんとしても、
なんとかしたかったんだと思います。
今思えば、
少しずつ違和感を感じ始めたのは、
そのあたりからだったように
思います。
命のことを知りたいと、
獣医師になった私は、
少女時代に感じてきた
「自然の掟」そして「めぐる命」
を、理解しようとしていました。
その命に対して、自分に
何ができるのかを、
まだまだ模索している時でした。
そんな中、嫌がる動物を
無理やり押さえつけて、
検査や治療のために
何十分もじっとさせ、
注射や針を刺し、
せまい入院ケージに入れておく。
まわりでは他のたくさんの
動物や人が行き来して落ち着かない。
これが、自分の答えだろうか、
「病気を治して当たり前」の
本当の意味だろうか、
と自問自答しながらの、日々でした。
自分の体で試す日々
私は地元で動物病院を
開業しました。
始めの2年くらいは今までどおりの
やり方で行っていましたが、
私は最初から、
飼い主さんの想いに寄り添った
診療をしたかったので、
症状があっても検査で
異常がない子
慢性化してしまって
症状を抑えるためだけの治療
「治療法はない」とされる
病気の子
症状があっても原因が
わからない子
こんな子たちの治療の際に、
前回のメールのキーワード
「病気は治して当たり前・・・
なぜならそれが仕事だから。」
この言葉が脳内リフレインです。
さて、どうしたら、
この子たちの病気を治せるでしょうか。
獣医療の最新の治療本に
「現在のところ原因はわかっていない」
とか、
「治療法はなく、
対症療法により治療する」
とか、
検査で
「〇〇かもしくは△△が疑われる」
(※結局原因不明)
とかって書かれている病気を、
どうやって治そうか・・・
というわけですから、
とんでもない挑戦です。
「現代医学にこだわっていては
ムリだ・・・」
と判断した私は、
情報をあさりました。
他の獣医師に聞く、
ネットで情報を探す、
専門書店で本を探す、
「これは!」と思う情報があれば、
問い合わせる・・・
そんなことを繰り返し、
さらに実際にさまざまな方法を
試しました。
本当にさまざまな方法、
数えれば何十とおりもの
数になります。
飼い主さんが希望された
患者わんちゃんに
安価もしくは無料で行ったり
(もちろん副作用等がないのは
わかっている状態で)
そしてアトピー性皮膚炎を
永年患い、年々悪化してきていた、
一番の実験材料、
それは自分自身でした。
子供の頃から部分的に
慢性的な皮膚のかゆみがあり、
皮膚科に行けば、
ステロイド剤入りの塗り薬を
処方されました。
その中で大人になっても
ずっと苦しんでいた自分の
「手湿疹」を、
それらのやり方を駆使して、
完治させようと挑戦しました。
動物は治療経過を本人の立場から
話してはくれませんが、
人間であれば、経過がわかります。
自分自身であればなおさら、
24時間モニターを付けているような
ものですから、最高の試験材料です。
結果です。
①治療開始時
ステロイド外用剤を使用しています。
②治療開始2か月後
ステロイド外用剤を中止しました。
痛みで手を開くことができません。
③治療開始3か月後
漢方外用とサプリメント外用、
漢方内服、日常習慣の変更等
で治療継続中
④治療開始1年半後
日常習慣の変更と
漢方外用のみ継続中。
⑤治療開始3年半後
乾燥気味だった肌が
つやつやしています。
よくなるまでに
数か月~数年経っている・・・
そんなにかかるのかぁ~
とため息をついたあなた!!
これ、30年間、
皮膚科に何度行っても
治らなかった皮膚病ですよ!!
それが1年ほどで治ったんです。
現在は、治療開始から
7年経っていますが、
軽い日常生活のケアの継続のみで、
再発はありません。
誰も知らない病気の原因がわかれば、 誰も知らない治し方が見えてくる!
実はまだ研究途中ではありますが、
少なくとも、
「原因不明」とされた病気や、
「治らない」とされた病気を
治してきたのは、
病気の本当の原因が、
少しずつ、わかってきたからです。
前回の第3話で、
飼い主さんの想いに寄り添った
診療をするために、
獣医療の最新の治療本に
「現在のところ原因はわかっていない」
とか、
「治療法はなく、
対症療法により治療する」
とか、
検査で
「〇〇かもしくは△△が疑われる」
(※結局原因不明)
とかって書かれている病気を、
どうやって治そうか・・・
という、とんでもない挑戦
を始めた私は、徐々に、手応えを
つかんでいきました。
そして自分を実験台として
皮膚病治療の試験を行い、
その結果、30年間、
いくら皮膚科に通っても
治らなかった皮膚病を、
1年ほどで完治させました。
どうやったかについては、
それだけで本が書けそうですので、
要望が多ければ、
別の機会に公開いたします。
さて、
「診断的治療」という
言葉があります。
症状や検査結果から、
病気の原因を予測する時に、
一つに絞り切れないことがあります。
そういう時に、
治療を一つずつ順番に試し、
劇的な効果があれば、
その時に行った治療が正解とわかり、
原因も判明します。
つまり、いろいろな方法を試す中で、
劇的によくなった時に行った治療を、
考察することで、
病気の原因が予測でき、
そういう症例が集まっていけば、
原因の予測はどんどん立てやすく
なっていきます。
そうやっていくつもの
治療法から、抜き出して
残していった治療に、
さらに磨きをかけていきました。
そして、
一つの答えを導き出しました。
「病気の原因は感情」
これ、どう思いますか?
ピンと来ないですよね。
「んなわけないじゃん!!」
と思いませんか?
でもね、私がしてきた研究、
実践、理論、
現代医学で治せなかった病気を
治してきたこと、
そこから導き出した結論です。
そしてもう一つ、
犬と猫に特有の病気の原因も、
見つけました。
それが、
「病気の原因は食事」
です。
食事を変えたら、
てんかん発作がなくなりました。
食事では消えないとされている
膀胱結石が消えました。
余命宣告された子が、
元気になって走り回るように
なりました。
どうしても治らなかった下痢が
治りました。
真っ黒だった皮膚が、
きれいになりました。
抜けていた毛が生えてふさふさに
なりました。
目が見え、耳が聞こえるように
なりました。
抗がん剤なしでも腫瘍の再発が
抑えられ、再発しても
元気に過ごせました。
毎週の嘔吐がなくなりました。
粗相がなくなりました。
なぜ、
食事を変えるだけで、
病気が改善するのか。
なぜ、
食事による治療をここまで
すすめるのか。
薬で治るなら、私がやります。
いくらでも薬を出します。
でも、どんな薬より、治療より
効果的なのは、毎日、
体を作り続ける「食事」です。
しかも、食事による治療は、
私にはできません。
飼い主さんにしか、
できないことなのです。
私がずっと目指してきた、
犬も飼い主さんも楽しめる
治療
その究極が、
「食事による治療」なのです。
たった6つの食材を使って10分でできる、 究極の手作り食
病気の本当の原因に
アプローチする、
病気ケアのための食事が、
犬の体のしくみに
本当に合った栄養で
愛犬の健康寿命を延ばすことができる
「リアルドッグ栄養セラピー」
です。
これは、新鮮食材を使い、
犬の体に本当に必要な栄養成分が
細かく計算された、
他にはない、手作り食レシピです。
世の中には
「犬の食事はドッグフード」
という常識があります。
犬の食事の選択肢は、
1、ペットショップやホームセンター
に売っているドッグフード
2、ネットで購入できる
ドッグフード
3、動物病院で処方される療法食
この3択だと、思っていませんか?
これらは全部、加工されて
長期保存が可能となっている
「ドッグフード」です。
栄養素は高温高圧により
変性しています。
さらに犬の体に合っていない
栄養バランスにより、
さまざまな不調の原因となっています。
あるいは、熱心な飼い主さんは、
「手作り食」の選択肢を
すでに試しているかもしれません。
手作り食であれば、
栄養素の変性は、避けられます。
ところが、この手作り食も、
「栄養バランス」の点では、
不十分です。
三大栄養素を始め、
ビタミン・ミネラル・微量栄養素
についても、バランスが悪かったり、
不足していたりします。
そのため、何年も続けていると、
やっぱり不調の原因になります。
これらの食事の栄養バランスを
犬の体に必要なバランスに調整し、
それを、6つ食材の組み合わせで
10分で作れるように
デザインした食事が、
「リアルドッグ栄養セラピー」
です。
病気の本当の原因にアプローチできる、
「リアルドッグ栄養セラピー」
本当の原因にアプローチできるから、
すでに病気になっているわんちゃんも、
病気になりたくないわんちゃんも、
「食事で体を作る」ことで、
健康寿命を延ばし、「元気でハタチ!」
を目指すことができます。
資料と無料の個別カウンセリングを
用意していますので、興味のある方は、
ご覧になってみてくださいね。